入院中でも【冷やし中華】が食べられる!病院食紹介

病院の行事食

 

実可子
実可子

今日は夏の定番!冷やし中華でした。蒸し暑い天気にぴったりです!

 

8月の中旬に差し掛かり、夏も終わりを迎えていますね。

九州は二週間くらいずーーーーーっと雨が続いています。(梅雨でもないのにどうした…?)

佐賀や熊本では浸水被害も起きていて、ニュースを見るのが辛いです。

 

私が働く職場も大きな川の近くに建っていて、数年前に川が氾濫しゴムボートで脱出した事もあるそうなので水位がどんどん上がっていくのが怖かったです…。

さてさて!今月の病院行事食です!

病院食Ver. 冷やし中華を紹介!

↓常食

(※写真はまだつゆが入っていない状態です)

 

↓きざみみ食

 

【献立内容】
・冷やし中華
・インゲンの和え物
・よもぎあんぱん(嚥下の悪い方はムースに変更)
・牛乳

麺の日の大量調理方法

実可子
実可子

うちの病院では毎週土曜日が麺の日です!

患者さんにも好評で、毎週楽しみにされています。
ですがやっぱり麺の日はいつもより厨房がバタバタ!!

 

特に冷やし中華は麺の上に乗せる具材の種類が多いので大変です。
きゅうり、椎茸、錦糸卵、焼き豚の4種類を乗せて最後に冷やしたつゆをかける!

 

これがもし、焼きそばとかだったら炒めて作ったら上に乗せるものは無いし…
ちゃんぽんだったら炒めた野菜を上におたまでポンッと一回乗せるだけでいいし…

 

とにかく上に具材を並べる系は大変です!!
では、その大量調理で冷やし中華を作る方法を紹介します。

常食の麺の作り方

①大釜にお湯を沸騰させておく
②大きなザルに麺の数を決めて入れ、ザルごと大釜のお湯につける(生麺です)
③麺が茹であがったらザルごとお湯から引き上げる
④冷水で水温と同じ温度になるまで冷やす
⑤先ほど②で入れた麺と同じ数のどんぶりに均等に盛る
⑥千切りにしたきゅうり・味付けした椎茸・錦糸卵・焼き豚を盛る
⑦冷やしておいたつゆをかけたら完成です!
でもこれは常食の冷やし中華の作り方で、一口大や粗刻みにする場合は麺も具材も包丁で刻みます。
また、高齢の方は水分にトロミがついていないと飲み込みにくい方が大半です。
冷やし中華のつゆはトロミがないので、トロミが必要な方には別でつゆにトロミをつけてからかけています。
次に【きざみ食Ver.】を紹介します。

きざみの麺の作り方

①大釜にお湯を沸騰させておく
②大きなザルに麺の数を決めて入れ、ザルごと大釜のお湯につける(生麺です)
③麺が茹であがったらザルごとお湯から引き上げる
④冷水で水温と同じ温度になるまで冷やす
(↑ここまでは常食と同じです)
⑤きざみの人数分、フードプロセッサーで麺を1.5cm程度に刻む
きざみの人数分の冷やしておいたつゆにトロミをつけて⑤を入れて混ぜる
⑦つゆと麺が混ざった⑥をどんぶりに盛る
⑧刻んだきゅうり・味付けした椎茸を刻んだもの・刻んだ錦糸卵・刻んだ焼き豚を盛ったら完成!

まとめる

手が思うように動かなかったり、食欲のない方でも麺だったら食べられる!という患者さんは本当に多いです。
特にきざみ食(ペースト食)の方は麺に全体的にトロミがついているので、スプーンでもすくい易く食べやすいと好評です。
一種類ずつ綺麗に盛っていたらやっぱり患者さんも喜んでくださいます。
実可子

きざみ食でも食事を楽しんでいただけるとうれしいですよね♪

毎週土曜日の麺の日は忙しいですが、患者さんの笑顔のために!頑張りましょう~。
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