30分で読める、癒される本【センスオブワンダー】

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センス・オブ・ワンダー
センス・オブ・ワンダー

 

 

実可子
実可子

この本は何でもない日に職場の方がプレゼントしてくれました。

挿絵も多いので読みやすく、お気に入りの一冊です。

 

センス・オブ・ワンダーの意味

 

アメリカ人、レイチェル・カーソン(米国の海洋生物学者・作家、1964没)が書いたエッセイのタイトルに使われたことがきっかけとなり、その後、環境教育(特に自然体験型環境教育)をはじめ、幼児教育などさまざまな分野で支持され、重要視されるようになった概念。

 

「センス・オブ・ワンダー(神秘さや不思議さに目をみはる感性)」こそ子どもにとって重要であると謳っています。

環境用語集:「センス・オブ・ワンダー」|EICネット
約3000語を収録した環境用語集です

 

 

あらすじ

 

レイチェル・カーソンは幼い甥っ子を連れていつも自然を冒険、探検しています。

“嵐の日も、穏やかな日も、夜も昼も探検に出かけていきます。それは、何かを教えるためではなく、いっしょに楽しむためなのです。”  p10

大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかってしまう事は仕方がないことかもしれません。

 

しかし子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。

 

 

“もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。“ p23

 

レイチェル・カーソンは「自分の子どもに自然のことを教えるなんて出来ない。そこにいる鳥の名前すら知らないのに」と嘆く多くの親を知っています。

 

 

しかし子どもにとっても親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと言います。

 

 

大人も何も知らなくていいんです。

 

“美しいものを感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。“ p26
子どもと一緒に空を見上げる。
子どもと一緒に季節の移ろいを感じる。
子どもと一緒に植物をじっくり眺める。
たったそれだけで大人も目、耳、鼻、指先のつかいかたをもう一度学び直すことになると言います。
“嗅覚というものは、ほかの感覚よりも記憶をよびさます力がすぐれていますから、この力を使わないでいるのは、たいへんもったいないことだと思います。“ p36

まとめ

レイチェル・カーソンの伝えたいことが端的に書かれているこの本は詩情豊かな文章で、読んでいて心が澄んでいくのが分かります。

 

 

大人になるにつれて人工的なものに夢中になる中で、子どもと一緒に虫眼鏡で雪の結晶を覗いてみたり、浜辺の砂の煌めきを見てみると日常の倦怠や幻滅の解毒剤となるに違いありません。

 

 

子どもとともに感じとり、その楽しさを分かち合うのはたやすいことだとレイチェル・カーソンは教えてくれました。

 

 

全60ページもない本なので、空いた時間にさっと読むことができます。

 

ぜひ一度読んでみてください。写真も素敵なものばかりです。

 

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